支援する法的整備

一昔前、寿退社は女の幸せだとか、結婚は永久就職だとか言われていた時期がありました。
結婚して家に入ることが女性の幸せと考えられていた時代です。
しかし、第二次世界大戦終了後、海外から男女平等の精神が伝わると、今まで勉強したくてもさせてもらえなかった女性たちが立ち上がりだしました。
結婚が女性の幸せだといわれていた時代でも、勉強をしたい、社会に出て男性同様に働きたいと考えていた女性も多くいたのです。
そういった女性たちは大学に進学し、今まで男性しか働いていなかった職場にも入り込むようになりました。
女性たちの中には男性よりも業績を残す人たちもたくさん出てきています。

しかし、こんなに進んでいるように見えても、世界的に見たらまだまだ女性の進学率も社会進出もかなり遅れているといわざるを得ません。
その原因の一つが法的な整備の遅れです。
女性には妊娠や出産という女性特有の仕事があります。
海外ではもともと男女平等の風潮やレディファーストの風潮があり、出産や育児を体験しても男性が女性を支え、女性が社会に戻っていく環境や法的な整備が整っていますが、日本にはまだそれが伴っていません。
また、いまだに男性の中には女性に対しての偏見を持っている人も多く、女性に対してセクハラなどを行う上司もいます。
本当の意味で大学進学率や社会進出率を上げたければ、女性が妊娠や出産、育児を体験しても働きやすい環境作りや法的整備が必要といえます。

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